未来PM

プロジェクト計画書

PjMテンプレート

プロジェクト計画書

【金融業界向け】プロジェクト計画書テンプレ(概要版)

1. プロジェクト概要
  • プロジェクト名:金融基盤システム統合プロジェクト
  • 背景・目的
    既存の複数システムを統合し、運用コスト削減・業務効率化・法規制対応力強化を図る。DX推進の一環として安定かつ柔軟なプラットフォーム構築を目指す。
  • 実施期間:2025年1月~2028年12月(48ヶ月)
  • 期待効果・ゴール
    • 運用コスト20%削減(年間40億円相当)
    • システム稼働率99.99%以上維持
    • 法規制対応の自動化率50%達成
    • 4年間でROI 120%目標
2. 目標・成果物
  • SMART目標例
    • 2026年末までにコアバンキングシステムのモジュール統合を完了
    • 2027年Q3までにオンライン取引の応答時間を200ms以下に短縮
    • 2028年までに法規制変更の対応工数を年間30%削減
  • 主な成果物(Deliverables)
    • 統合システム設計書
    • データ移行計画書
    • セキュリティ監査レポート
    • 運用マニュアル一式
    • テスト報告書(単体、結合、受入)
3. スコープ管理
  • In-Scope:コアバンキング、オンライン取引システム、法規制対応ツールの統合・移行・テスト・導入
  • Out-of-Scope:ATMシステム刷新、顧客向けスマホアプリ開発、新規金融商品開発
  • スコープ変更管理プロセス:全ての変更は変更管理委員会の承認必須
4. スケジュール
  • WBS例:企画→設計→開発→テスト→移行→運用開始
  • マイルストーン例
    • 2025年6月:基本設計完了
    • 2026年12月:統合モジュール開発完了
    • 2027年9月:システム結合テスト完了
    • 2028年12月:全システム運用移行完了
  • ガントチャートはMS Projectで管理
5. 体制・役割分担
  • 組織図:プロジェクトスポンサー(CIO)、プロジェクトマネージャー(PM)、開発リード、テストリード、セキュリティ担当、ベンダー管理担当、QAチーム
  • RACI例
    • 設計書承認:R(設計リード)、A(PM)、C(QA)、I(スポンサー)
    • テスト実施:R(QAチーム)、A(テストリード)
  • 意思決定・エスカレーションルール明示
6. リソース計画
  • 人員計画:最大50名体制(内製30名、外注20名)
  • スキル要件:Java、Oracle DB、セキュリティ規格(PCI DSS、J-SOX)、金融業務知識
  • 設備:専用テスト環境、セキュア開発環境、CI/CDツール導入予定
  • 外部ベンダー:クラウドベンダー、セキュリティ監査会社
7. コスト計画
  • 予算内訳(総額200億円)
    • 人件費:80億円
    • 外注費:50億円
    • 設備投資:30億円
    • ライセンス・保守:20億円
    • 予備(コンティンジェンシー):20億円(10%)
  • 見積方法:トップダウン+ボトムアップ併用、過去プロジェクト実績参照
  • キャッシュフロー管理:年次・四半期ごとにレビュー
8. リスク管理
  • 主なリスク:法改正遅延、ベンダー納期遅延、技術的障害、人的リソース不足、サイバー攻撃
  • 対応策例:予備リソース確保、二重管理体制、定期セキュリティ診断、契約上のペナルティ条項
  • リスクオーナー:各リスクごとに担当者設定
9. 品質管理
  • 受入基準:性能、セキュリティ、安定稼働、法規制適合の各項目を具体的数値で設定
  • QA/QC体制:独立QAチームによるレビューとテスト実施
  • テスト計画:単体、結合、負荷、受入テストを段階的に実施
  • 品質チェックリスト導入
10. コミュニケーション計画
  • ステークホルダー一覧:経営層、事業部門、IT部門、ベンダー、監査部門
  • 報告頻度・方法:週次ステータス報告(メール)、月次ステアリング委員会(対面/オンライン)、重要課題は臨時会議開催
  • コミュニケーションツール:Teams、Confluence、メール、Jira
11. 課題管理
  • 課題ログ管理:Jira利用、優先度・状態でトラッキング
  • 定例課題レビュー:週次で進捗と解決策の検討会議を開催
  • エスカレーション基準:期限超過・影響大はPMO経由でスポンサー報告
12. 前提条件・制約
  • 前提条件例:関係法規が大幅変更しない、必要リソースは予定通り確保可能、既存システムのデータが利用可能
  • 技術制約:既存ミドルウェアの互換性、クラウド利用制限、セキュリティ基準の遵守
  • 法規制制約:金融庁ガイドライン、個人情報保護法(PPC)など
13. 用語定義・付録
  • 略語集(例:PCI DSS、KPI、RACIなど)
  • 関連資料一覧(契約書、過去報告書、設計ガイドライン)
  • 変更管理テンプレート、承認フロー図