投稿者:u187
投稿日時:Saturday, August 9, 2025
|
【金融業界向け】プロジェクト計画書テンプレ(概要版)
1. プロジェクト概要
2. 目標・成果物
-
SMART目標例:
-
2026年末までにコアバンキングシステムのモジュール統合を完了
-
2027年Q3までにオンライン取引の応答時間を200ms以下に短縮
-
2028年までに法規制変更の対応工数を年間30%削減
-
主な成果物(Deliverables):
-
統合システム設計書
-
データ移行計画書
-
セキュリティ監査レポート
-
運用マニュアル一式
-
テスト報告書(単体、結合、受入)
3. スコープ管理
-
In-Scope:コアバンキング、オンライン取引システム、法規制対応ツールの統合・移行・テスト・導入
-
Out-of-Scope:ATMシステム刷新、顧客向けスマホアプリ開発、新規金融商品開発
-
スコープ変更管理プロセス:全ての変更は変更管理委員会の承認必須
4. スケジュール
5. 体制・役割分担
6. リソース計画
-
人員計画:最大50名体制(内製30名、外注20名)
-
スキル要件:Java、Oracle DB、セキュリティ規格(PCI DSS、J-SOX)、金融業務知識
-
設備:専用テスト環境、セキュア開発環境、CI/CDツール導入予定
-
外部ベンダー:クラウドベンダー、セキュリティ監査会社
7. コスト計画
8. リスク管理
9. 品質管理
-
受入基準:性能、セキュリティ、安定稼働、法規制適合の各項目を具体的数値で設定
-
QA/QC体制:独立QAチームによるレビューとテスト実施
-
テスト計画:単体、結合、負荷、受入テストを段階的に実施
-
品質チェックリスト導入
10. コミュニケーション計画
-
ステークホルダー一覧:経営層、事業部門、IT部門、ベンダー、監査部門
-
報告頻度・方法:週次ステータス報告(メール)、月次ステアリング委員会(対面/オンライン)、重要課題は臨時会議開催
-
コミュニケーションツール:Teams、Confluence、メール、Jira
11. 課題管理
-
課題ログ管理:Jira利用、優先度・状態でトラッキング
-
定例課題レビュー:週次で進捗と解決策の検討会議を開催
-
エスカレーション基準:期限超過・影響大はPMO経由でスポンサー報告
12. 前提条件・制約
-
前提条件例:関係法規が大幅変更しない、必要リソースは予定通り確保可能、既存システムのデータが利用可能
-
技術制約:既存ミドルウェアの互換性、クラウド利用制限、セキュリティ基準の遵守
-
法規制制約:金融庁ガイドライン、個人情報保護法(PPC)など
13. 用語定義・付録
|
|
|
|