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 現在位置:ナレッジ >> 事例・ケーススタディ >>進捗管理のベストプラクティス スライドモード

進捗管理のベストプラクティス
投稿者:u187
投稿日時:Thursday, November 2, 2023


進捗管理は、プロジェクトの健全性をリアルタイムに把握し、軌道修正を迅速に行うための生命線です。

まとめテーブル

プラクティス ポイント 推奨ツール
可視化・透明性 ガント/バーンダウン、RAGステータス Power BI、Jira、Asana
明確なKPI設定 KGIとKPIの階層化、定量+定性 Excel、Tableau
定期レビュー 週次スタンドアップ/月次マイルストーンレビュー Zoom、Teams
エスカレーションルール 連絡フローと閾値のドキュメント化 Confluence、SharePoint
ツール&プロセス整合性 ワークフロー標準化、自動通知 Jira、MS Project
継続的改善(PDCA/Kaizen) レトロ・振り返り → ナレッジ蓄積 Miro、Notion
主体性と心理的安全性 課題共有の称賛文化、1on1 Slack、Teams

1. 可視化による透明性の確保

  • 定期的に更新されるダッシュボードを用意し、ガントチャートやバーンダウンチャートでタスクの進捗を一目で把握

  • RAG(Red/Amber/Green)ステータスを活用し、異常値(遅延・課題)を即座に判別

  • 情報は誰でもアクセスできる場所(クラウド共有フォルダ/BIツール)に集約

2. 明確な指標設定(KPI/KGI)

  • プロジェクト全体の目標(KGI)と、進捗確認用の中間指標(KPI)を階層化

  • 定量的(完了タスク数、工数消化率)と定性的(クオリティ承認状況)の両面で評価

  • 定期レビューごとに指標を見直し、甘すぎず厳しすぎない設定を維持

3. 定期レビューと短サイクル

  • 週次/隔週で「進捗報告+課題抽出+次アクション」をセットで実施

  • 15分程度のスタンドアップミーティングで、各メンバーの今週のコミットと障害を共有

  • 月次レベルではマイルストーン単位で成果物の質やステークホルダー満足度もチェック

4. エスカレーションルールの事前設定

  • 遅延やリスクが閾値を超えた場合の連絡フローと責任者を明確化

  • エスカレーション条件(例:3営業日以上の遅れ、クリティカル課題の発生)をドキュメント化

  • 早期警告でマネジメント層を巻き込み、迅速にリソース再配置や方針転換を図る

5. ツールとプロセスの整合性

  • チーム文化やプロジェクト規模に合ったツール(Jira、Asana、MS Projectなど)を選定

  • テンプレートやワークフローを統一し、報告フォーマットやステータス定義を標準化

  • ツール内に「進捗更新→自動通知→ダッシュボード更新」の仕組みを組み込む

6. 継続的改善サイクル(PDCA/Kaizen)

  • 「Plan:計画立案 → Do:実行 → Check:進捗/品質評価 → Act:改善策立案」を回す

  • レトロスペクティブやポストモーテムを必ず開催し、得られた学びを次フェーズへ反映

  • ナレッジベースに事例やテンプレートを蓄積し、新規プロジェクトで再利用

7. チームの主体性と心理的安全性

  • 進捗報告を“責める会”にしないために、課題共有を称賛や支援へつなげる

  • メンバー間でオーナーシップを持たせ、自己管理できる環境を整備

  • 定期的に1on1を実施し、個別の障害要因やモチベーションを把握


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